育児書

「頭のいい子にする最高の育て方」を読んだ超正直な感想

らす
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はせがわわかさんの「頭のいい子にする最高の育て方」今さらだけど読んだよ

はせがわわかさんについて

現在子育て中のワーママでありながら国内外のさまざまな論文などで子育て法を調べ実践してきた自称子育て法マニア

未就学児を育てる両親に育児のアドバイスをするハッピーエデュの代表。

らす
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実は初めはちょっと胡散臭いと思ってしまいました(失礼!)

私は書店ではせがわわかさんの本を見かけてネットでの評判がとても良かったので読んでみました。

「頭のいい子にする最高の育て方」はこんな本

自称子育て法マニアことはせがわわかさんが自分が調べ実践してきた子育て法の中で特に重要だと思われる選りすぐりのものを紹介しています。

  • ご褒美を与えても良いのか
  • ゲームやスマホとの付き合い方
  • 知育ドリルの取り組み方
  • 習い事はどうするのがよいか

といった多くの親が気になる内容にはっきりと結論を出しています。

科学的に証明された方法と謳っているだけあって国内外の様々な文献からの情報が載っており、根拠となる参考文献も紹介されています。

「頭のいい子にする最高の育て方」正直な感想

内容は子育て法まとめ+その根拠

内容はこれまでにわかっている子育て法をまとめたものです。元々は一般に向けた本を書く方ではないためか句読点の打ち方やしゃべり口調の表現など初めは少し読みにくい印象を受けましたが、読み進めていくとその読みにくさは気にならなくなりスラスラと読むことができました。

らす
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速読できないけど3時間強で読めたよ

根拠が筆者の経験だけの項目もあり

科学的に証明された内容だけを紹介、とありますが実際には著者の経験からの考えを書かれているような部分もあり、全てが科学的に証明された情報というわけではありません。後半になると根拠と結論がやや強引につなげられている部分もありますが、言葉をにごさずにきっぱりと「これは良い」「こういうことがわかっていてこれはわかっていない」といった口調で書かれていて読んでいてスッキリします。

子育て法の科学的根拠をまとめた価値ある一冊

いくつか疑問に思う部分はありますがこれまで子育て法の根拠となる情報をわかりやすく紹介している日本人の著書は少なかったので、一読の価値がある本だと思います。

筆者が小難しい文献をわかりやすく説明するのが得意、と言っているように論文などの内容をやさしい言葉で表現するのが非常に上手な印象を受けました。

気をつけたいことは論文というのは日々様々なものが発表されているのでその中で本当に再現性があり(誰がやっても同じ結果になり)、信頼できるものを見極めることは専門家でなければ難しいと思います。

参考文献が載っているから、有名な大学の教授が言っているから必ずしも正しいわけではありません。すべてを鵜呑みにするのではなく納得できて子どもに合っていると思える内容を参考にすることが大切なことだと思います。

らす
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自分で情報を取捨選択するの大事ですよね

この本では一般に知られているような子育ての常識も、脳の働きなども説明しながら順序立てて説明しているのでその部分が非常に興味深かったです。

学歴もあり研究職という立場でありながら誰にでもわかりやすく身近に感じられは文章からははせがわわかさんの人柄が伝わってきました。

らす
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何かひとつは発見があるので読んでみるのはおすすめ!