知育

【0〜2歳】0歳から始める数の学び方!楽しく簡単なオススメ方法

幼児教育の基本は「よみ・かき・そろばん (算数)」ですが、今回はその中の算数の入り口となる数の学び方を紹介します。

幼児期から数の教育が大事な理由

算数が本格的に始まるのは小学生からですが、算数が苦手な子って多いですよね。算数では論理的思考や抽象的概念を扱いますし、低学年でも意外と難しい内容を学びます。

算数が苦手、嫌いとならないためには小学校に入る前、幼児期からの準備が必要です。

子供が算数の世界にスムーズに入っていけるために、まずは入り口となる「数」に親しんでいることが大切なのです。

らす
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生活の中に遊びとして数を取り入れましょう

数をおしえるのは0歳から

数を本格的に教えるのは1歳になってからですが、0歳からその準備は始まっています。

1歳で突然大人から「いち、に、さん…」と言われるより、0歳のうちから耳にしていた方が、当然馴染みやすいですよね。

らす
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数字を身近に感じることが大事

数をおしえる手順

まずは「いちにさんしごろくななはちきゅうじゅう」と唱える数唱から始めます (0歳〜)。

数唱ができるようになってくると次第に身の回りの数字「ひとつ、ふたつ」などが数を表すことがわかってきます(2歳頃〜)。また、この頃に「長い・短い」「大きい・小さい」「多い・少ない」もわかるようになってきます(2歳頃)。

数が理解できるようになってくると数を書く練習が始まります(3、4歳頃〜)。

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次は年齢別に具体的にどんな取り組みをするのか紹介していきます

年齢別数の学び方

数の学び方【0歳】

お風呂を上がるときに「10(じゅう) しよっか」と声をかけて「いち、に、さん、し…」と数えるところから始めます。

意味がわかっていなくても唱えるだけでかまいません。

0歳ではまだ何も反応がないですが、パパやママが声に出して数えればOKです。

らす
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まだ興味を示さなくてもOK

数の学び方【1歳】

0歳からのお風呂での数唱を続けます。毎日続けていれば、1歳の半ばには1から3くらいまで、1歳後半には1から5まで何となく唱えられるようになります。

らす
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途中で止まってもパパやママは10まで数えます

1歳〜1歳半で人差し指を立てて「いっさい」と言えるようになる子もいるので、できるようになったらおじいちゃんおばあちゃんに見てもらってたくさん褒めてもらいましょう!

また、数を扱ったポスターやおもちゃ、DVDなどを使って文字としての数字を実際に見るなどしても良いですね。

めばえ増刊号のひらがな・かず・ABCを扱ったDVDはドラえもんなどのキャラクターと一緒に楽しく数を学べる内容になっているのでこちらもおすすめです。

すうじカードをもっていればそれを見せて遊んでみましょう。

数の学び方【2歳】

2歳になると1から10までだいたい唱えられるようになってきます。

階段の上り下りにも慣れている頃だと思いますので、階段を上るときに一段ずつ「いち、に…」と数えると楽しいでしょう。

この頃になると身の回りの数字に興味を持つ子も増えてくるので、階段やエレベーターといった身近な数字を「いちだね」「にだね」と指差して話しかけましょう。

何でも自分でしたがる子は、エレベーターの階数ボタンを押してもらうと喜びます。

らす
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1押して、と言って押せるようになったらガッツポーズ

また2歳頃には「大きい・小さい」「多い・少ない」がわかり始めますが、これも大切な数の概念です。「どっちが長いかな?短いかな?」といった声かけをどんどん取り入れてみましょう。

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大きい小さいなどの概念の理解はこどもちゃれんじのDVDが効果的でした

幼児期の数はあくまで楽しく

幼児期に数をおしえる際には「楽しく」を意識しましょう。数に興味がない場合はなかなか数唱しないかもしれませんが、その場合はパパやママが時々口に出して言うだけで大丈夫!

次第に興味が出てくれば言えるようになってきます。

数に興味が出ると看板の数字やエレベーターの数字などにも反応するようになってきてますます楽しくなります。

ぜひ子供と一緒に数を楽しみましょう!